18/11/23 日経新聞 朝刊中国政府が金融や貿易などの規制緩和を進める「自由貿易試験区(自貿区)」の立て直しに動いている。規制緩和が十分に進んでいないと判断、習近平(シー・ジンピン)国家主席が自ら制度の拡充へ旗を振りだした。
自由主義の旗手たるアメリカが保護貿易を声高に訴え、共産党一党支配の中国が自由貿易を主張するのが2018年のグローバル・スタンダード。
数年前とは隔世の感あり。トランプ大統領誕生からこっち、世界の変革スピードは一段とシフトアップしていると感じる。
都合の悪い報道を行うマスコミを「悪」だと決めつける大統領を冠するアメリカの変容で、自由主義の定義が危うくなる中、我々の常識も揺らいでいるのを感じる。