18/11/08 日経新聞 朝刊 売上高は前年同期比3%減の1709億円だった。自動車メーカー向けのカーナビが不振で、北米は2割超の減収となった。新興国を含むその他地域の売上高も12%減った。前年同期は20億円の黒字だった営業損益は、16億円の赤字になった。
パイオニアの売上比率において、カーエレクトロニクス(カーナビ等)の売上は8割を超えている。しかし、今や、カーナビは、利用無料のGoogle mapとの利便性競争になっており、利用無料のGoogle mapの方がかなり便利であることは、使っている者ならすぐに理解出来る状況。
情報システムの塊と化しつつある自動車において、カーエレクトロニクスの需要は高まる一方だが、カーナビのようなスマホと競合する機能については市場縮小もしくは消滅することもあるということだろう。
パイオニアの転地(新規市場開拓)をどう図るのか?もしくは図らないのか?
経営陣の経営判断が求められる局面だが、新聞報道にあるとおり、大きく軌道修正するタイミングは数年前に逸してしまったようだ・・・。