定番商品、淘汰進む セブンなどPB伸びる 消費者の安さ志向つかむ

18/11/19 日経新聞 朝刊ロングセラーといわれる定番商品に、淘汰の波が押し寄せている。森永製菓のチョコレート菓子「チョコフレーク」が2019年夏に生産を終了するほか、江崎グリコのガム「キスミント」は2月に生産を終えた。背景には、コンビニを中心に定番商品に似た無名のプライベートブランド(PB)商品が増えているほか、消費者の嗜好が多様化していることがある。

広告費を打たず、価格を下げているプライベートブランド(PB)はずいぶん昔から存在している。セブンイレブンをはじめ、大手チェーンは、20年越しの取り組みでナショナルブランド(NB)からの置き換えに取り組んできた。そうした執念の取り組みがようやく実を結んだともいえる。

しかし、一面では、定番商品が長年、販促費をかけて育ててきたブランド力を、タダ乗りで奪い取っている構図にもみえる。言い換えると、ブランドを育成してもPBにタダ乗りされる中「費用対効果的にブランド構築ってどうなの?」という見方でもできるが、特許に守られない定番商品のブランド淘汰は続くのかもしれない。

「売ってる小売業がエライ」、「メーカーは売ってもらってる」、商品分類によってはこういう構図が一般化しつつある。

お困りのこと、まずはご相談ください

082-427-6662
お電話受付時間/月〜金 9:00 - 18:00(不定休有り)

お電話に出られない場合がございますが、番号通知発信設定でおかけいただいたお電話には折り返しさせていただきます。ご希望の日時などがございましたら、お手数ですが留守番電話にメッセージをお願いいたします。
折り返しが不要な方は、お手数ですがその旨メッセージをお願いいたします。

資料請求・お問い合わせ